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2020/10/29 15:22


こんにちはマイコです。


ここ数年、新ジャンルと呼ばれる、ビールに比べて低価格の「第3のビール」が注目を集めています。本物のビールは贅沢だからと避ける人が増え、肩身が狭そうに陳列されている感覚を覚えた人もいるでしょう。


しかし、2020年10月からの酒税変更により、ビールが少し安くなりました。自宅では第3のビールばかり飲んでいた人もビール党に戻ってきそうな気配です!

まずは、酒税の仕組みを理解して、ビールがどうして・どのくらいお得になったのか語れるようになりたいですね。

そもそも酒税とは?


酒税とは、お酒にかかる税金のことです。消費税とは別にかかるもので、ビールをはじめお酒を買うときは酒税込みの値段を支払っているため、さほど気にしていない人が多いかもしれません。


酒税はアルコール分1度以上の酒類に当たるアルコール飲料にかかります。

酒類は大きく、


・ビールや第3のビールなど発泡酒類

・ウイスキーなどの蒸留酒類

・梅酒やリキュールなどの混成酒類

・ワインや日本酒が含まれる醸造酒類


の4つに分けられます。


さらに、同じ種類の中でも成分別にいくつかに分類され、それぞれ異なる税率が課せられます。ビールは酒類の中でもウイスキーに次いで高い税率が定められていました。

発泡種類は安くなった?

2020年10月の酒税改定では、発泡種類であるビールの酒税が安くなりましたが、同じ発泡酒類でも、新ジャンルとされる第3のビールの酒税は若干高くなりました。というのも、酎ハイを除いた発泡種類の税率を一律にする動きがあるからです。


2020年9月までは、350mⅼあたり、ビールは77円、第3のビールは28円の酒税が定められていました。2020年10月の改定では、ビールは7円引き下げ70円に、第3のビールは約9円上がって37.8円の酒税となりました。ちなみに発泡酒は約47円で据え置きです。


発泡種類の税率が一律になるのはいつ?


今は小さな差ですが、ゆくゆくは発泡酒も含め54円前後で統一される予定です。酎ハイを除く発泡種類の酒税が、350mⅼあたり、約54円で統一されるのは、2026年10月ごろになる予定です。そのひとつ前の段階から発泡酒と第3のビールの垣根がなくなるため、一旦は発泡酒が注目を集める時代がきそうです。


また、ビールの酒税は、2026年10月までに段階的に下がっていきます。発泡酒や第3のビールに比べると、ビールはもともとの値段からして少し高級ですが、税率が一律になれば、ビールをもっと気軽にたのしめるような風潮に変わってくるかもしれませんね。


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