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2020/10/30 12:42


皆さん!秋の夜長のビール、楽しんでますか?

こんにちはマイコです。

おいしくビールを飲む条件として「泡もちがよいこと」が欠かせないと、今までのコラムの中でも触れてきました。


宅飲みビールの味改革!?おいしい缶ビール・瓶ビールの注ぎ方の話


しかし、そもそもなぜ数ある炭酸飲料の中でも、ビールの泡が「泡もち」と表現されるほど泡立ちがよく消えにくいのか、こたえられる人は少ないでしょう。今回は、ビールの泡の関係について詳しく解説します。


ビールが泡立つのはなぜ?


ビールが泡立つのは、ビールの原料とビール造りの工程に由来します。一般的にビールの原料は主に、水と大麦と酵母、さらに香りづけとしてホップが使われます。


ビール作りの工程を簡単に説明すると、酵母が大麦の糖分を分解し、アルコールに変わります。このアルコールを生む過程で二酸化炭素も生まれます。


二酸化炭素は炭酸になり、気泡となって空気中に逃げ出そうとしますが、出来上がったビールは、そのまま瓶や缶などに密閉されるため、外に出られません。そして、栓があくと同時に、空気と触れて泡立つというわけです。

ビールの泡がしっかりしている理由


ビールの泡は、コーラやサイダー・シャンパンなど他の炭酸飲料に比べて存在感がありますよね。泡立ちが強いというか、厚みを感じさせるのがビールの泡の特徴といえます。


ビールの泡がしっかりしている理由は、原料である麦芽やホップに含まれるタンパク質のおかげです。ビールをグラスやジョッキに注ぐと、炭酸が気泡になって空気中に溶け出そうとします。その気泡を麦芽のタンパク質が取り囲んで泡を壊れにくくするのです。さらにホップの持つ苦み成分がタンパク質を補強し、一層泡が強くなるというメカニズムです。


参照:アサヒグループホールディングス/アサヒント/ビールに欠かせない泡。泡の役割やビールのおいしい注ぎ方をご紹介!


ビールの泡が重要視される理由


ビールの泡は、ビールが出来上がる工程とビールを注ぐときの反応で生まれるものでしたが、ビールの風味を左右すると言われるほど重要視されています。


サントリーのホームページによると、ビールとビールの泡の黄金比は「7:3」だそうです。この比率が見た目にもおいしそうで、ビールの風味を持続させるのにもピッタリだと言われ、多くの広告などのビール画像にも使われています。


ビールの醍醐味は苦みと泡の柔らかさ・炭酸の爽快感、この3つですよね。

ビールの泡がしっかりしていると、ビールが風味豊かでおいしく感じられるのは、ビールの泡が炭酸が抜けたり酸化したりするのを防ぐ役割を果たしているからだそうです。さらに、口当たりがクリーミーになるのもポイントです。


参照:SUNTORY/お客様センター/Qビールの泡はどのような役割をしているのですか?


ビールの泡を最大限活かすには、注ぎ方もポイントですが、ビールグラスやジョッキの温度や汚れがついていないことも重要です。グラスやジョッキの材質も泡立ちに関係するようです。よろしければ、下記の記事も参考に、濃厚なビールの泡を楽しんでくださいね!



宅飲みビールが一層おいしくなるのはジョッキ?グラス?の話




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