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2021/03/09 12:19


こんにちはマイコです。

ビール愛好家にとっては「ギネス」と聞くと、重みのあるまったりとした飲み心地、パンチのある苦みと相反するまろやかさをもつスタウトビールを思い浮かべる人がほとんどでしょう。


ギネスは、ビールだけでなく世界一のレコードを掲載するギネスブックでも世界で知られる存在です。今回はなぜビール会社であるギネスがギネスブックを制作・発売するに至ったのか、などについて紹介します。

ギネスブックとは?

多くの人が知っての通り、ギネスブックは、あらゆるジャンルの世界一を紹介する書籍です。2000年から「ギネス・ワールド・レコーズ」が正式名称になりました。日本名は「ギネス世界記録」です。世界一の称号を認定する機関としても一役かっています。


そもそも、ビールの会社・醸造所であるギネスビールがギネスブックを発行することになったのには、次のような経緯があります。

ギネスブック誕生のものがたり

1950年代初頭、当時のギネス醸造所の専務・ヒュービーバー卿が仲間とアイルランドで鳥を獲物に狩りをしていました。仲間同士の会話の中から狩猟鳥の中で「ヨーロッパ一速く飛べる鳥はなにか」と議論になりましたが、結論には至らなかったそうです。


それから時を経て1954年、代表取締役となったヒュービーバー卿は、ギネスビールのプロモーションに頭を悩ませていました。そこで、頭に浮かんだのがこの時の議論です。世界一の記録・事例を集めた本があれば評判となり、ギネス醸造所の良いプロモーションになるのではないかと考えました。


イギリス・ロンドンで調査業務を行っていた双子のノリスとロス・マクワーター兄弟に調査と出版を依頼し、1955年に刊行となったのが「ギネスブック・オブ・レコーズ」の初版です。通称ギネスブックはすぐさま評判を呼び、ギネスビールのプロモーションに収まらず、さまざまな記録への挑戦やイベントを巻き起こしました。


2000年にはギネスブックはギネス醸造所から独立し、名称を「ギネス・ワールド・レコーズ」にあらため、2021年現在も新たな記録と歴史を刻み続けています。

ギネスブック掲載の記録にまつわるあれこれ

ギネスブックにはさまざまな記録が掲載されていますが、記録が認定・登録されるにはいくつか条件をクリアしなくてはなりません。また昔は記載されていたのに、現在は抹消されている記録もあります。どのような基準・条件でギネスに登録・掲載されるのかざっくり紹介します。

ギネス認定・登録の条件

ギネスから世界一の記録として認定されるには次のような条件があります。

  • 計測可能であること

  • 記録更新が可能であること

  • 標準化可能であること

  • 証明可能であること

  • 計測が1つの基準においてなされていること 

  • 世界一であること

出典:ギネス・ワールド・レコード/ギネス世界記録に認定されるには


一文にまとめると、世界中の人が同じ条件において、同じ記録に挑戦でき、記録の証明ができる基準がある記録のみ認定されると考えるとよいでしょう。


ただし、こうした条件をクリアしていても現在はギネスの認定が受けられない、もしくはギネスブックに掲載されない記録もあります。

世界一でもギネスブックに掲載されない記録とは?

現在ギネスブックは、世界一の記録であっても、ギネスブックに掲載することで、社会的な問題が起こりかねない記録は、認定を受け付けない、掲載しないなどの措置をとっています。


例えば、年齢にまつわる記録は個人情報がさらされるとして取り扱わなくなったものが多いです。人権問題、倫理的・道義的に問題があると意見が分かれるような内容も掲載を見合わせています。


一方で、早食いの記録は1980年代に登録が相次ぎ、イベントなどでギネスに挑戦するために無理な早食いをして危険な事故につながるケースが相次いでいました。そのため、1990年代から早食いにまつわる記録は受け付けていなかったようです。しかし、「早食い記録への挑戦行為、全ての責任をギネスが負わない」ことを条件に2000年代から記録の登録が復活されました。


「個人を傷つけない」「ギネスが責任を負わない」がギネス認定の条件と考えるとよいでしょう。このような点を踏まえて、チャレンジできそうな記録があれば、ギネス登録を目指してみるのも面白いかもしれませんね!


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BEERTIFUL(ビアティフル)

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