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2021/03/04 12:05


こんにちは、マイコです。


皆さんはランビックというスタイルのビールをご存じですか?醸造地が限られていて、個性的なビアスタイルのため、日本ではあまり知られていません。


今回はランビックについて、また日本でも手に入るランビックスタイルのビールを紹介します。

ランビックってどんなビアスタイル?

ランビックはベルギービールの一種で、特殊な製法でベルギーの首都ブリュッセルの南西部、パヨッテンラント地域でのみ醸造が認められ、ランビックと名乗ることが許されている、珍しいビアスタイルです。


主な特徴は、エールやラガーのようにビールの醸造用に培養した酵母ではなく、ブリュッセルにあるゼンネの谷や付近の醸造所内に自然生息する野生酵母を使ったビールであることです。


また、ランビックは種類によって1年から3年と長期熟成させるところも特徴の一つ。長期間の熟成に備えて大量のホップが防腐剤として配合されます。ランビックに入れるホップは収穫から1年以上空気にさらして酸化させたものを使用しますが、苦みが少なくなると同時に酸味が生じます。


自然発酵した野生酵母と大量のホップによって生まれる、ワインやシードルのような酸味、チーズのような香り、ドライで複雑な飲み心地がランビックの魅力と言えるでしょう。


ランビックの種類

熟成に要した期間や配合成分によってランビックはいくつかの種類に分類されます。代表的な種類を紹介します。

ランビック・ピュア

通常3年以上熟成させ、無炭酸のランビックはピュアと呼ばれています。樽からそそぐスタイルが一般的ですが、瓶詰めも販売されています。


グーズ

熟成から1年未満のランビックと2~3年熟成させたランビックを混ぜて瓶詰めしたものです。発酵途中の若いランビックを瓶詰めし、再発酵させるため炭酸が感じられます。

クリーク

クリークと呼ばれるサクランボを加えたフレーバービール。甘みが強そうな印象を受けますが、伝統的なクリークは一段とドライで酸味がきついそうです。


他にも、黒糖などを加える低アルコール度数のファロ、クリーク以外のフルーツを加えたフレーバービールなどがあります。こうした製法で醸造、販売されるランビックはEUの伝統的特産品として保護されています。

おすすめのランビックビール

ランビックは生産量も生産地も限られたビールですが、通販で購入も可能です。宅飲みが主流の今だからこそ、取り寄せてお口に合うかどうか試してみるのもおすすめです。ランビックの中でも抑えておきたい代表的な銘柄をご紹介します。

カンティヨン・グース

カンティヨンはグースを生産する醸造所の中でも伝統的で有名な醸造所です。ランビック・グースの伝統的な手法を守り、有機原料のみを用いて醸造されています。強い酸味が特徴で、スイーツや鳥料理、ソーセージ・チーズなどとの相性が抜群です。特徴はワインに似ていますが、アルコール度数は5%と通常のビール同等。あまり深酔いしたくない夜にワイン代わりに楽しむのはいかがでしょうか?


【商品名】カンティヨン・グース 375mⅼ

【価格】1,199円+配送料

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ブーン・クリーク

主に甘口で伝統的なランビックを醸造しているブーンでは、クリークが人気です。甘さとピンクの液体・泡が特徴とされていますが、酸味と炭酸がさわやかでカクテルとは違った清涼感が感じられます。しっかり冷やして料理も楽しみながら飲むのがおすすめですが、食前酒としても人気があります。


【商品名】ブーン クリーク 375ml

【価格】875円+配送料

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また、ランビックを飲むときはチューリップグラスの使用がおすすめです。個性的な香りと味わいを一層堪能できると言われていますよ。こちらの記事も参考にしてくださいね。



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