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2021/03/10 05:15


こんにちは、マイコです。かなり春めいてきましたね。

緊急事態宣言の最中ですが、気持ちが上向いてきた人もいるのではないでしょうか?


ビールラバーにとっても、来たるセント・パトリックス・デーに向けてウキウキする季節です。今回は、ビールラバーなら見過ごせないセント・パトリックス・デーについて解説します。


セント・パトリックス・デーとは?


セント・パトリックス・デーはそもそもビールにまつわる祭典ではありません。毎年3月17日のセント・パトリックス・デーは、アイルランドにキリスト教を広めた聖人・聖パトリック司教の命日です。聖パトリック司教の偉業をたたえるカトリックの祭日で、アイルランドの祝日でもあります。


セント・パトリックス・デーは、アイルランドがイギリスからの独立を果たしたころから、アイルランド系移民の多いニューヨーク・ボストン・シカゴなど、アメリカの各都市でパレードなどを通して盛大に祝われるようになりました。現在は、アイルランドの首都ダブリンでは、5日間をかけてセント・パトリックス・デーを祝います。その際に、アイリッシュビールの中でも有名なギネスビールや緑に染めたラガービールを飲むようになり、セント・パトリックス・デーがビールの祭典のようにイメージされるようになったのです。


特に、日本ではバレンタインディやクリスマス、ハロウィンといったカトリックのお祝いが独自の進化を遂げる傾向があります。セント・パトリックス・デーもこうしたメジャーなイベントと同じように「ビールが飲めて、なんだか緑に染まる日!」として広まってきています。


グリーンがセント・パトリックス・デーのイメージカラーになった理由


アメリカのアイルランド移民の多い都市では、緑の衣類を身に着けたり、噴水や川の水を緑に染めたり、緑に染めたラガーを飲んだりしてセント・パトリックス・デーを祝います。そのため、「セント・パトリックス・デーと言えば緑」を思い浮かべる人も多いでしょう。


街を緑に染めてセント・パトリックス・デーを祝うようになったのには、いくつか理由があります。


1.アイルランドとキリスト教布教のシンボルカラー


セント・パトリックス・デーのシンボルとして、グリーンとともに三つ葉のクローバーをよく見かけますよね。この三つ葉のクローバーはシャムロックと呼ばれるアイルランドの国花で、アイルランドのほとんどの地域に生息しています。シャムロックに覆われるアイルランドは遠目からは輝くような緑の島に見えることから「エメラルドグリーンの島」と呼ばれます。エメラルドグリーンはアイルランドの国旗にも使われ、アイルランドにとって重要なシンボルカラーとなりました。


また、聖パトリック司教はキリスト教布教にシャムロックを利用しました。シャムロックは、カトリックでの神の捉え方「三位一体」を表す植物であるとしてアイルランドにキリスト教を根付かせたのです。そのため、グリーンはアイルランド自体はもとより、アイルランドでのキリスト教布教のシンボルカラーになったというわけです。

2.アイルランド伝承の妖精


古来からアイルランドでは、妖精の存在がささやかれていました。その妖精の名はレプラカーン。グリーンの衣装と赤いひげが特徴と言われています。レプラカーンは、いたずら好きで地中にねむる宝物に精通していて、捕まえることができると黄金のありかを教えてくれる、幸運の妖精だと言い伝えられています。


レプラカーンは、緑の衣類を身につけている人には仕掛けませんが、そうではない人には「

こっそりつねる」という何とも姑息ないたずらを仕掛けてくることがあると言われています。セント・パトリックス・デーはキリスト教の祭日であるとともに、アイルランドを祝う日でもあることから、レプラカーンの存在を認め、また目の前に現れるのを期待する意味を込めて緑の服を着るようになったという説もあります。


欧米、特にアメリカでは、セント・パトリックス・デーに緑の服を身に着けていないと、軽くつねるいたずらを仕掛けられることがあるようです。そのため、セント・パトリックス・デーの前後は、キリスト教徒かどうかに限らず、多くのアメリカ人がグリーンを身に着けます。レプラカーンについての言い伝えが、セント・パトリックス・デーが緑に染まるようになった理由の一つと言えるでしょう。



セント・パトリックス・デーに飲むビールは?

世界的な祭典・セント・パトリックス・デーを楽しむなら、いつものビールより、セント・パトリックス・デーにあうビールを飲みたいものです。セント・パトリックス・デーにおすすめのビールと飲み方を紹介します。

やっぱりアイリッシュスタウトビール

もはや説明は野暮と言えるほど、セント・パトリックス・デーにギネスビールは外せません。セント・パトリックス・デーだからこそ、王道以外のスタウトを試したいという人には、アイルランドで愛好家が多い、クラフトビール・オハラズもおすすめです。こちらの記事も参考にスタウトビールの飲み比べをするのも楽しそうですね。


【商品名】ギネス オリジナルエクストラスタウト 330ml

【価格】344円+配送料

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【商品名】オハラズ アイリッシュスタウト 330ml

【価格】385円+配送料

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カラーにこだわってカールスバーグ


デンマークのビールメーカー・カールスバーグは、グリーンのパケージで知られる軽い飲み心地のピルスナーラガーです。アイルランドでもよく飲まれるビールとして、アイリッシュパブなどでよく見かけます。セント・パトリックス・デーに、緑のものを身につけ忘れたら、カールスバーグの瓶を片手に繰り出せばOK。ラガー好きには、セント・パトリックス・デーにこそ飲んでほしい銘柄です。


【商品名】カールスバーグ 330mⅼ

【価格】227円+配送料

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ピルスナーラガー+ミントリキュール

ただのラガーじゃつまらない!という人にはミントリキュールで色付けしたカクテルがおすすめです。リキュールはアルコール度数がビールに比べるとかなり高いので、色づく程度加えるのがコツです。おすすめはボルスのペパーミントリキュール。


ビールに合わせても、ミントの香りとキレイな発色が楽しめます。お好みにもよりますが、300mⅼ程度のピルスナーラガーに20mⅼ程度でミックスするのが基本です。氷を加えたり、リキュールの量を調整したりしてお好みの味を見つけましょう。


【商品名】ボルス ペパーミントグリーン 700ml

【価格】1,683円

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本来なら3月17日は、太陽の下で多くの人とセント・パトリックス・デーを祝いたいものですね。当日に飲むビールでも用意して晴れやかなセント・パトリックス・デーを迎えられるよう願いましょう!



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